天から「神霊」が降りてきたとき、初めに宿るものを「依り代(よりしろ)」と云い、古(いにしえ)の時代にはそれが祭祀や信仰の主体となります。「依り代(よりしろ)」は、神奈備型(かんなびがた)の山や大きな岩石(「磐座」)、珍しい樹木、高い滝(瀧)などが対象です。
「奥西山さんぽ」で、千種川流域における新発見第1号となる「苦竹磐座祭祀遺跡」を確認しました。極めて大きな成果です!
「奥西山さんぽ」でこの度新たに発見された貴重な「磐座」の概要は以下の通りです。
①西側より磐座の大岩を撮影する
②南側正面より磐座を撮影
③供献品をそなえる祭壇を「神籬(ひもろぎ)」といいます。崩れてはいますが、これを形成していた極めて大きな板石(3枚)を確認致しました。!
④磐座の東側の境界を区切る「磐境(いわさか)」、その列石遺構の確認状況です。!
⑤磐座を礼拝するため3段に設けた階段状遺構を確認しました。!
⑥磐座を祀るための参道脇にある「小磐座(しょういわくら)」も確認されています。!
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