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千種の古城を確認する会

海を渡る蝶「アサギマダラの里」づくり

更新日:2021年1月16日

 「千種の古城を確認する会」を中核に「活力のある村づくり」を進めている奥西山自治会では、集落センターの北隣接地を地権者から借り上げて、アサギマダラの食草であるフジバカマの栽培に取り組んでいます。「秋の七草」の一つであるフジバカマは、花部が赤色と白色が有りますが、 地元の立道照男さん夫婦を中心に赤色、白色フジバカマとも各400本程を用意し、多くの皆さんと耕転、苗の植付け、草刈り、施肥等に取り組んでいます。初年度のために草根の分けつは未だ不十分ですが、9月下旬より花をつけ始めていますので、先ず蝶の飛来は確実です。


             早くも咲き始めた白フジバカマ



 この地点から約3km離れた七野自治会の村上 紘揚 (むらかみ ひろあき) さんの庭園には、今年も9月19日より早々とアサギマダラが飛んできています。 昨年は5頭のマーキング蝶が訪れました。遠くは山形県蔵王温泉スキー場から、近くでは福井県丹生郡越前町の越知山神社境内から移動してきた事実が分かりました。 写真撮影後は、大事にすぐに放蝶しましたので、 大分県の姫島に向かったと思われます。


          令和元年 蔵王温泉スキー場から飛来の蝶



今年の奥西山自治会のフジバカマの植栽地でも、マーキングのある蝶の来訪が期待されます。春は南から北へ、秋には北から南の島へ、大変な長旅をするアサギマダラを、皆で大切に見守り、その保護に積極的に取り組みたいとしています。

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