(1)光明真言一百万遍供養塔
奥西山の電波塔の横に高さ約2.0mの大きな自然石に銘文のある石塔が在ります。中央の最上部に「大日如来」の梵字、その下に「光明真言一百万遍供養」、さらにその下に開花蓮華が刻まれています。そして右には「萬延元庚申歳八月歡」、左には「願主 當邑石原素(?)姓 理加女」とあります。光明真言を百万遍も読誦することは大変なことですが、完成の証に造塔し、建てたと考えられます。
「萬延元庚申歳 (年)」は江戸時代後期の西暦1860年にあたりますので、この年に建立された石塔と分かります。
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